ジョウカツブログ

行政書士試験受験します

就職活動について(理系の学部卒)

私は情報系の学科を卒業しているが、所属研究室は数学であった。

そのため、他の研究室所属者とは少し変わった進路である。

通常情報系の研究室所属者は大学院に進学することが多く、少数が学部時に研究室の推薦等で就職先を決定する。

しかし、数学系の場合大学院に進学する人はあまりおらず、いても教育学系の大学院に進学し、大学院卒の教師になる。大部分が教師になるため、教員採用試験の合格を目指す。私も大学3年までは教職を履修しており、教員免許を取得しようと考えていた。

ただ、大学で私の代から教員免許を取得するものは必ず教員採用試験を受験するというルールが作成され、就職活動と並行して教員免許を取得することに対して否定的な制度である。

そのため、当時景気も良かったことやただなんとなく強食をとっていたこともあり、一般企業のみに専念した。

 

正直理系学部卒の就活生は、ライバルが少ないように思う。一般的に高学歴の理系学部は大学院へ進学する。そのため、学部で就活をしている人はあるラインより下の偏差値か高学歴ではあるがあまり成績の良

くない人が集まる。かなり大学院へ行くよりもお得ではないかと当時感じていた

また、SE希望の中で情報系の大学であれば志望動機を論理的に記載しやすい。

また、在学中に情報処理技術者試験の資格を取得していたのは大きなアピールになっていたと思う。採用担当としては何かインパクトのある学生に内定を出した方が、社内の上の人間に対して評価が高いように入社後に感じている。

 

ただし、入社後にそのような資格を取得していることは何もプラスにはならず、むしろ先輩が何度も資格試験に不合格していると嫌味をたくさん言われるというデメリットまで感じていた。

ただ勉強ができていれば褒められた学生時代とは異なり、社会人はいろいろ大変だなあと初めて感じた時はこの時である。